運転資本を減らせるファクタリングの仕組みをわかりやすく解説します

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日々、会社を経営している皆さんは、資金繰りが頭から離れることがないこととご想像します。

事業を継続するには運転資金が欠かせません。

無借金経営ができる優良企業はごくわずかしかなく、もちろん大企業も含めて、ほとんどの企業が銀行などの金融機関から融資は受けているでしょう。

中には、銀行から融資を断られてしまい、消費者金融などのノンバンクから借り入れせざるを得ず、それでなんとか日々の事業を営んでいるという中小企業も少なくないと思います。

運転資金調達にがんばる経営者たち

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会社の経営を安定させるのは、並大抵のことではありません。

たとえば、小売業などの場合、もちろん扱う商品にもよるでしょうけれども、毎日の売上は天気や曜日の並びに左右されてしまいがちです。

祝日や連休のない月だと、かき入れ時である週末や休みの日が限られてしまいますので、売上が落ちてしまうということもあるかもしれません。

雨が降ったり、最近のように台風などの自然災害が数日続いたりすると、それだけで客足が大きく落ち込んでしまうこともあるでしょう。

月により大きく差が開いてしまいますので、安定した売上を確保することはなかなか難しいと思います。

売上の多い月にしっかりと利益を確保して、売上の少ない月をカバーすることができれば問題ないかもしれませんが、そうそううまく回るものではありません。

会社を経営するには、人件費や事務所の賃料など、どうしても出ていってしまう固定費というものがあります。経費削減という言葉は耳が痛いですね。

いくら削減といったところでものには限界がありますし、固定費の最たるものである人件費は、そう簡単に削れるものではありません。

かのごとく、日々の運転資金を確保することは本当に大変なことだと思います。経営者の皆さんの努力には、本当に頭が下がります。

運転資金を調達し、運転資本を減らす方法は?

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さて、売上が伸びず、手元資金が少なくなった場合、運転資金を確保するにはどんな方法があるでしょうか。

会社や経営者個人の不動産を処分して現金を手に入れますか? それは、最後の手段ですよね。

では、どうするか。

最初に頭に浮かぶのは、銀行に融資を頼むという方法でしょう。実際、日々、融資をお願いするために銀行に日参している経営者もたくさんいます。ですが、うまくいく経営者はひと握りです。なかなかうまくはいきません。

銀行は、商売が上手くいっている会社には、要らないと言われてもどんどん融資するものですが、そうでなくて喉から手が出るほど資金を必要としている会社には、なかなか融資してくれないものです。

銀行の立場からはそれも当然ということもできますが、会社経営者の側に立ってみれば、は命綱である運転資金がなくなることは、会社の存在が脅かされている危機でもあります。

とにかく、売上が少なくなっても、手元の資金は確保しなければならないのです。

銀行から融資を断られてしまった。

しかし従業員の給料日がもう目の前に迫っている。会社が入居しているビルの賃料も支払わなければならない。

納品しなければならない商品の製造に必要な材料の仕入れ代金も支払わなければならない。

しかし、今月の売上が実際に入金されるのは来月末。そこまでなんとかすれば入金があるのに、今月分の経費を払うことができない。

今月末を切り抜けるにはどうすればいいのか――。

この「足りない運転資金」とは、事業を継続するための資本です。

事業を継続すれば、それは売上になるわけですから、これは一種の立替金ということになります。

「従業員の給料」「入居しているビルの賃料」「商品製造に必要な材料の仕入れ代金」、どれも事業を継続するためのお金ですよね。

このような立替金を、「運転資本」と言います。運転資金とちょっと紛らわしいので、注意してくださいね。これは「設備資本」などの対の言葉です。

資本運転資金が足りずに窮地に立っている経営者の救いになるのが、売掛債権を現金化することで運転資本を減らせる「ファクタリング」なのです。

ファクタリングはわかりやすく運転資本を減らせる手段

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ファクタリングというのは、売掛債権の現金化のことです。

私たちレイトラストはファクタリングの専門会社です。お客様から売掛債権を買い取り、早ければ即日に現金をお支払いすることができます。

売掛債権というのは、すでに商品やサービスを納品した後に、あなたの会社が発行した請求書にもとづいて、支払期日にはあなたの会社の銀行口座に入金されるはずのお金です。

問題はこの「支払い期日」です。それは1か月後でしょうか、2か月後でしょうか。

末日締め、翌月末日払い、または翌々月末日払いなど、実際に商品やサービスを提供してからしばらく期間を置いてからの振込による支払いになることがほとんどだと思います。

しかし、ときとして、それでは間に合わないことがあります。

ファクタリングを利用すれば、そんな場合に、支払期日を待つまでもなく、売掛債権を売っていただくことによって、手数料を差し引いたお金を手にすることができます。

手元の売掛債権を運転資金として自由にご利用できるのです。つまり、必要な運転資本が少なくなるというわけです。

私たちは、融資を行う金融機関のように「使用目的は何ですか?」と問うことはしません。

現金化した売掛債権をほかの支払いにあてても自由です。

支払い期日さえくればもともとあなたの会社の口座に入るはずのお金ですから、その使い道は完全にあなたの会社の自由なのです。

実際に支払期日がきて、口座に取引先から入金されたら、その金額をそのまま私たちにお渡しくださるだけで結構です。

ファクタリングの仕組みをもう少しわかりやすくご説明しましょう。

ファクタリングとは、あなたの会社の未回収の売掛金をファクタリング会社が買い取るということです。

つまり、あなたの会社と私たちレイトラストの2社で、「売掛債権」の売買を行うわけです。これを2社間ファクタリングといいます。

ファクタリング会社では、その「売掛債権」を審査しますが、売掛先の会社を審査するのであって、あなたの会社を審査するのではなりません。

売掛先の会社が支払期日に確実に支払いできる状況か、ということを審査します。

といっても、あなたの会社が売掛債権を私たちに売却しようとしているということを、売掛先の会社に通知したりはしません。

当社では秘密厳守は鉄則です。また、売掛先の会社に対して、「この売掛金をすぐに払ってください」などと急がせることも一切しません。ただ、支払期日まで待って、あなたの会社を経由して、売掛債権を回収するだけです。

もし、あなたの会社が売掛金を現金化しようとしていることを売掛先の会社が知ってしまったらどうなるでしょうか。

通常なら翌月、翌々月にもらえるはずの現金を今すぐ欲しがっているのは、もしや経営が悪化しているのではないかと考えるでしょう。

そんな会社とは今すぐ取引を打ち切ったほうがいいのではないかと思うかもしれません。

秘密を厳守するということは、とても大事なことなのです。

ファクタリングは会計処理もわかりやすい

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上で述べたように、ファクタリングは最も安心・手軽にできる現金化の方法です。

ファクタリングのメリットはほかにもあります。

借り入れではないということです。

あなたの会社が持っている「売掛債権」は、当たり前のことですが、支払い期日がくればあなたの会社が支払いを受けるはずのものです。

ただ単に、その支払い期日が早まるだけですなのから、借金ということにはなりません。

借金ではないということは、財務諸表にも借入金として記載する必要がないということです。

会計処理の仕訳も変更する必要はありません。

借入金という記録が残ることがありませんから、あなたの会社の信用状況に影響を及ぼす心配は無用です。

金融機関に融資を依頼することになっても、借金をしていないと胸を張って言えるわけです。

ファクタリングの仕組みは「手形割引」と似ていると言えます。

手形も期日がくれば現金化できるものを、割引することによって期日前に現金化できますよね。

ファクタリングも同じですが、この取引には銀行などの金融機関は介在しません。

取引の態様はいたってシンプルです。貴社とファクタリング会社の間、ひとつの売買契約あるだけなのですから。

よりわかりやすい2社間ファクタリングの仕組み

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ここまで2社間ファクタリングを前提にお話ししてきましたが、じつはファクタリングには、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングがあります。

2社間ファクタリングというのは、上に説明したように、あなたの会社とファクタリング会社の2社だけが当事者の取引です。

一方、3社間ファクタリングになると、これに売掛先の会社がプラスになり、それで「3社」ということになります。

ファクタリングを行うということについて、売掛先の会社の承諾を得なければならなくなるわけです。

先ほど、ファクタリングのメリットは「資金繰りに困っているということを売掛先の会社に知られずに運転資金を調達できることだ」と書きましたが、3社間ファクタリングには、このメリットはありません。

売掛先の会社が古いおつきあいであなたの会社の状況を知らせても問題ない、という場合や、親会社と子会社の関係なので、経営状況はもともとわかっている、という場合には、3社間ファクタリングを利用する意味もあるでしょう。

私たちレイトラストでは、もっともわかりやすい形態である2社間ファクタリングに特化して、サービスを提供しています。

ファクタリングの申し込みはメールや電話で受け付けており、ご来店くださらなくても大丈夫です。

これは、お客様が安定して経営を続けていただくため、わざわざ当社までご足労をいただくような時間があれば、その大切な時間を事業に専念することに使っていただきたい、という理由でもあります。

もちろん、ご来店いただき、ご相談していただくのも大歓迎です。至急のご依頼にも即日で対応できる体制は整えてあります。

たとえば、「今月分の手元資金はあるが、来月は不安だ。定期的に販売している取引先の売掛金を来月だけ、買い取ってほしい」というような事前のご相談も、もちろん承ります。

ファクタリングは保証人や担保も不要でわかりやすい

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先ほども書いたように、ファクタリングは借金ではありませんから、金融機関の融資のように、保証人や担保を要求したりすることはありません。

大事なことなので何度でも繰り返して書きますが、ファクタリングはあなたの会社が保有している「売掛債権」の売買なのです。

正確に言うと、まだ回収されていない売掛金を、支払期日前に譲渡する、という内容の契約を結ぶ取引です。

ファクタリング会社である私たちレイトラストが、あなたの会社と売掛先の会社との関係に介入することは、一切ありません。

「売掛債権」を買い取ったからといって、私たちが売掛先の会社に、売掛金の回収に行くようなことは決してありませんので、どうかご安心してご利用ください。

ファクタリングをご利用したいというお申込みをいただくと、私たちはその売掛債権について審査を行い、手数料を差し引いた金額を、早ければ即日でお支払いします。

手数料は当社独自の審査基準により定めたものになりますが、業界でも最安水準のものと自負しています。

審査といっても、対象となるのは、あくまでも売掛債権そのものについてです。

あなたの会社の経営状況、たとえば他社からの借り入れがどれくらいあるかとか、税金を滞納していないかとか、そういったことよりも、売掛債権の内容のほうが重要な審査項目になります。

どんな内容の取引が行われたのかといったことや、その売掛先企業とのお付き合いの期間はどのくらいなのかということや、売掛先の会社の規模などといったことをお聞きいたします。

そして売掛金の支払期日になり、売掛先の会社から、今までと同じようにあなたの会社の口座に入金されたら、その金額を私たちまでお送りください。

ファクタリングのお金の流れは、あなたの会社と私たちレイトラスト以外に知られることはありません。

私たちレイトラストは、何よりも、経営者である皆さんが安心して、安定した経営を行ってくださることを望んでいます。

経営者の皆さんのお悩みはよくわかります。

安定した経営を行う企業が1社でも増えて、この社会が安定することを願っています。

ぜひお気軽にご相談してくださるよう、お願いいたします。


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